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積水ハウス(積水ハウス株式会社)は、1960年8月1日に設立された大手ハウスメーカーです。 大阪市北区に本社を構えており、2022年現在の従業員数は15,017名(うち一級建築士2,994名)となっています。
テレビCMで展開される「家に帰れば、積水ハウス。」のキャッチフレーズで有名な積水ハウスは、戸建住宅の建築をはじめ、賃貸住宅の経営、保育所などの子ども関連施設といった土地活用や、ビル・ホテルの開発も行う大企業です。
中心事業となる積水ハウスの住宅は「圧倒的な開放感、先進技術による耐震性・断熱性」が優れており、「邸別自由設計」と呼ばれる、一邸ごとに異なる敷地や気候条件に適した完全オーダーメイドが特徴です。
さらに、鉄骨・木造住宅の両方で震度7クラスの大地震への対応も可能な強い耐震性を備えている点でも信頼度は高く、現在まで多くの顧客に支持されています。
当記事では、そんな積水ハウスの企業情報や転職・中途採用の情報、募集職種や仕事内容、年収、福利厚生、転職したい場合の狙い方についてご紹介していきます。
目次
積水ハウスへの転職希望者が知っておくべき企業情報
積水ハウスは 1960年に「積水化学工業株式会社」ハウス事業部を母体とし、同年の8月に独立、「積水ハウス産業株式会社」として設立されました。その後、1963年に現在の社名の積水ハウス株式会社と名称が短く変更され、現在に至ります。
資本金は2,025億9120万円、発行済株式総数は684,683,466株、累積建築戸数は2,544,849戸(2022年現在)で、主要子会社に積水ハウス不動産東京、積水ハウスリフォーム、積水ハウス投資顧問などがあります。
冒頭で挙げた国内での住宅設計・関連事業のほか、2008年には国際事業部を設置し、海外事業への参入も果たしました。
アメリカでの居住用不動産事業「シンコ・ランチ」プロジェクトや、中国・瀋陽に鉄骨住宅生産工場を建設するなど、今後も世界を舞台に裾野を広げていくでしょう。
また、日本を代表するハウスメーカーのひとつとして、2008年には環境省より「エコ・ファースト企業」として認定を受けています。
認定を受けた積水ハウスは、
- 販売する新築戸建住宅から、二酸化炭素排出量を1990年比で6%削減すること
- 次世代省エネ基準以前に施工した約50万戸の住宅の省エネリフォームを推進すること
- 太陽光発電や燃料電池の導入により、二酸化炭素オフ住宅を推進すること
を約束しています。
積水ハウスではどんな職種の中途採用・キャリア採用がある? – 求人例
積水ハウスについて基本的な情報を得たところで、次は積水ハウスの中途採用情報を見ていきましょう。コーポレートサイトを確認すると、営業職、技術職、事務職とさまざまな部門で募集が掲載されていました。
以下に、具体的な職種と業務内容を抜粋します。
営業職
積水ハウスの営業職は、戸建住宅の企画提案営業、賃貸住宅、事業用建築物の企画提案及び経営コンサルティングが主な業務です。
顧客にとっての「理想の一邸」の実現に寄り添い、ヒアリングを重ねることから引き渡し後のアフターフォローまで、長い信頼関係を構築できる誠実な姿勢が必要となります。
技術職(設計者・現場監督)
設計者は、戸建住宅や賃貸住宅・オフィスビルなどの事業用建築物のプラン作成から顧客とのコミュニケーション、設計を行います。
現場監督は、契約内容や設計図面を遵守しながら、着工からお引き渡しまで、品質管理・工程管理・安全管理を行います。
どちらも、顧客や周辺住民などさまざまな人物とコミュニケーションを取りながら進めていく業務のため、人の話を傾聴し、配慮できる能力も必要となるでしょう。
監理技術者(専任配置技術者)
監理技術者は、工業化住宅および一般建築の配置技術者として、現場専任の監理技術者業務を担います。
具体的な業務内容は、賃貸住宅、福祉・介護・医療施設、商業施設・オフィスビルにおいて、安全管理、品質管理、工程管理、協力会社との折衝・調整です。
積水ハウスの年収は?福利厚生は充実している?
積水ハウスの2021年度の有価証券報告書によると、全社員の平均年収は、799万5,230円と記されています。これは、同業他社との比較でも大幅な高年収となっています。
また、過去8年間の平均年収と比較しても、2014年の時点で782万9,140円だったのが2020年では792万7,285円となり、年収は上り調子であることが分かります。
コロナ禍でのニーズに合わせた住宅の提案も成功し、数字にも結果が出ている積水ハウスは、今後も転職希望者に人気の企業であり続けることが予想されます。
次に、積水ハウスの福利厚生を調べてみましょう。コーポレートサイトを開いてみると、大企業らしく福利厚生も手厚い様子です。
まず、福利厚生代行サービス「ベネフィットステーション」に加入することで、従業員は全国で90万件以上の施設・サービスが利用できます。
これにより、飲食、宿泊、健康、育児、介護、自己啓発等のさまざまなメニューが、一般料金の10~30%引きで利用可能となっています。(2親等以内の家族も利用可)
また、働くミドル世代の大きなライフイベントである育児・介護にまつわる支援制度も充実し、育児休暇・介護休暇が設けられています。
育児や介護で必要なサポート情報を共有する施策もあり、妊娠した社員には小冊子「夫婦で見るキャリママ応援バイブル」が贈られ、社内ホームページには「仕事と介護 両立支援ハンドブック」が掲載されています。
現場レベルでも育休前から業務の共有を積極的に行うなど、社員のライフスタイルの変化を支え合うための工夫を行っているチームも多く、育休明けの復帰もしやすい雰囲気があるそうです。
こんな人には積水ハウスへの転職がおすすめ!
積水ハウスは大企業のため安定性が高く、給与水準も同業他社と比べて上々です。福利厚生も一通り揃っており、資格の取得にまつわる教育制度もあります。このような点から、安心できる環境でワークライフバランスを大切にしながら働きたい技術者にはおすすめの企業と言えるでしょう。
また、全国に支店を構えていることで自分の行っている業務の影響が全国に波及する楽しさもあり、大きなスケールで活躍したいかたにも向いているのではないでしょうか。
その他、ハウスメーカーは顧客と近いポジションも多いため、人と接することが好きで、感謝されることがやり甲斐に繋がるかたも、モチベーションを落とさずに働けると考えられます。
転職で積水ハウスを狙うなら?
積水ハウスへの転職を希望する場合、個人の力だけではなく、転職のプロの手で求職者をサポートしてもらえる「転職エージェント」を利用するのが良い手段でしょう。
なぜなら、求職者が個人で企業に直接応募するより、転職エージェントを利用することで、全く同じ人材でも面接までこぎつけやすくなり結果的に成功確率がアップするからです。
特に、積水ハウスのような競争率の高いハウスメーカーに転職したい設計、工事監督などの職歴を持つ建築系技術者のかたであれば、建築業界に特化した転職エージェントを利用するのがおすすめです。
建築系技術者の転職に特化した人材サービスを具体的に挙げると、「建築転職」があります。
建築転職は「確かな腕・適正な価格・良い人柄 」を兼ね備えた、全国1万人の職人ネットワークを持っており、「建設業で働く人が選ぶ 転職エージェント No1」建築転職が3冠を達成した実績を誇る転職エージェントです。
建築転職の運営会社のトップリフォームは全国で施工請負を実施している会社でもあるため、建築現場を熟知したメンバーが求職者の相談に当たるというメリットもあります。専門的な要望にも親身になってアドバイスしているので安心して利用していただけます。
もちろん、大手ハウスメーカーである積水ハウスの取り扱いもあるため、転職を考えているならぜひ一度相談してみてはいかがでしょうか。
おわりに
当記事では、積水ハウスの企業情報や転職・中途採用の情報、募集職種や仕事内容、年収、福利厚生、転職したい場合の狙い方についてお送りしました。
効率的に転職活動を行うためには、業界に特化した転職エージェントに登録して、担当者とのカウンセリングで気軽に相談することがベストな手段です。
求職者の皆さんが晴れて希望する企業に転職し、満足度の高い年収を得て、転職前より良い環境で生き生きと働けるよう願っています。
この記事を監修した人
株式会社トップリフォームPLUS
取締役
小森 武
保有資格:1級施工管理技士・一級建築士
最後までお読みいただきありがとうございます。
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