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就職活動で高い人気を誇る不動産業界。なかでも大規模プロジェクトに携わることができ、大きなやりがいを感じられるのがデベロッパーです。大型のマンションやビルだけでなく、都市再開発により街づくりにも貢献することができます。
デベロッパーが人気であるもう一つの理由が、高年収を期待できることです。そこで、この記事では、2026年6月末時点で最新の有価証券報告書をもとに調査した平均年収ランキングを紹介します。デベロッパーで活躍しながら高年収を実現したい方は、ぜひご覧になってみてください。
目次
デベロッパーの年収ランキングTOP15
それではさっそくデベロッパーの年収ランキングをみていきましょう。今回の調査で、デベロッパーは企業によって年収に大きな差があることがわかりました。高年収を期待できる企業は、扱うプロジェクトの規模が大きく、それだけ責任も大きくなる傾向があります。しかし、仕事を通じて感じられるやりがいや、プロジェクトが完成したときの達成感は、大きな感動に繋がるでしょう。
施工図・設計:
建築施工管理:
400~600万円
500~600万円
大型レジデンスの開発推進
営業:
その他(建設関係):
450~1,00万円
500~1,000万円
参考:2026年6月15日時点で確認できる各社の最新有価証券報告書等
※平均年収は、賞与や基準外賃金を含む提出会社の平均年間給与です。持株会社については、グループ全体ではなく持株会社単体の数値を掲載しています。
※「建築転職」における求人情報は、2026年6月時点の掲載内容です。持株会社の求人がない場合は、グループ会社の求人を掲載しています。
※ランキングはデータファイルでも提供しています:CSVダウンロード
以下の動画でも詳しくご紹介しています。
デベロッパーの平均年収
今回の調査から、デベロッパー上位15社の平均年収は「700~2,300万円程度」であることがわかりました。
企業によって事業領域は異なり、大規模な都市開発や再開発を手掛ける会社もあれば、分譲マンションや戸建住宅など、特定の分野に強みを持つ会社もあります。
平均年収だけでなく、携われる事業やプロジェクトの規模、仕事内容なども確認し、自分の希望に合う企業を選びましょう。
年代別の平均年収/モデル年収
転職サイト「doda」によると、デベロッパーの年代別平均年収は以下のとおりです。
- 20代:442万円
- 30代:562万円
- 40代:660万円
- 50代:730万円~
出典:年収の高い業種(業界)は?平均年収ランキング(業種別の平均年収/生涯賃金)【最新版】|doda
10歳ごとに約100万円の年収アップを期待でき、50代になると700万円以上の年収を受け取れそうです。デベロッパーは企業によって年収が大きく異なります。高年収を実現したい方は、スキルアップをしながら好成績を残し、大手デベロッパーへの転職を目指しましょう。
ダントツの1位はヒューリック
ダントツの1位は、ヒューリックでした。平均年収はなんと2,295万円。サラリーマンとしては破格の年収であるといえるでしょう。
ヒューリックは、首都圏を中心に駅周辺の好立地にある物件を通じた不動産サービスを提供している企業です。1957年に「日本橋興業株式会社」として創業してから2007年に現在の社名へ変更しました。都心のオフィスビルや商業施設をはじめ、ホテル・旅館、高齢者施設など幅広い不動産を展開しています。2025年12月期の連結経常利益は1,729億円となり、過去最高を更新しました。都心の好立地を生かした開発や建て替えなど、規模の大きな不動産事業に携われる点が特徴です。
平均年収が1,000万円を超えるデベロッパー
ヒューリック、三井不動産、三菱地所、東急不動産ホールディングス、日鉄興和不動産、東京建物、野村不動産ホールディングス、平和不動産
今回の調査で平均年収が1,000万円を超えていたのは、上記の8社です。
大規模な都市開発や再開発を手掛ける企業のほか、オフィスビルや商業施設、分譲マンションなど、特定の事業領域に強みを持つ企業も含まれています。
ただし、持株会社の平均年収は、グループ全体ではなく持株会社に所属する従業員を対象とした数値です。年収だけでなく、募集会社や仕事内容、勤務地、待遇なども確認したうえで比較しましょう。
関連:東急不動産株式会社の求人一覧
平均年収が600万円を超えるデベロッパー
森ビル、コスモスイニシア、MIRARTHホールディングス、飯田グループホールディングス、住友不動産、FJネクストホールディングス、明和地所
今回の調査で、平均年収が600万円以上1,000万円未満だったのは、上記の7社です。いずれも、国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」における民間給与所得者の平均給与478万円を上回っています。
この価格帯には、分譲マンションや戸建住宅など、住まいに関する事業を主力とする企業が多く含まれています。企業によって開発する物件や担当する業務は異なるため、平均年収だけでなく、事業領域や携われるプロジェクトも確認して選びましょう。
高年収のデベロッパーに転職するには
今回の調査で、デベロッパーの年収には大きな差があることがわかりました。それでは、高年収のデベロッパーに転職するには、どのようなことが必要なのでしょうか。転職に役立つポイントを3つ紹介したいと思います。
経験を振り返り自分だけの武器を用意する
転職活動で大切なのは、自分の経験やスキルをアピールすることです。大手デベロッパーに転職するには、豊富な経験と高度なスキルを有するライバルたちと競わなければいけません。まずは、自分の経験を振り返り、自分だけの武器を分析することが大切です。
ポイントは、ひとつのスキルに固執せず、いくつかのスキルを分析してみることです。100点のスキルがある場合はそれだけで戦えるかもしれませんが、誰でもそのようなスキルを持っているわけではありません。80~90点のスキルをいくつか掛け合わせることで、誰にも負けない唯一の武器になることもあります。
今までの経験を漏れなく詳細に分析し、他人より秀でたスキルをかき集めて自分だけの武器を用意しましょう。この作業は、自分一人で行うよりも、転職エージェントに頼ると効率的に進められます。特に業界特化のエージェントであれば、デベロッパーへの転職に最適な観点で整理してくれるでしょう。
資格を取得する
自分の能力を誰にでもわかりやすく示す指標が、所有資格です。所有資格によってその資格に関する基礎知識を示せるだけでなく、資格を取得するための努力や向上心をアピールすることができます。以下にデベロッパーに関連する資格を紹介するので、参考にしてみてください。
- 宅地建物取引士
- 不動産鑑定士
- 土地家屋調査士
- マンション管理士
- 管理業務主任者
- 再開発プランナー
- 再開発コーディネーター
- 行政書士
- 司法書士
専門性を活かす
専門性が求められるポジションは、ライバルが少なく、採用してもらえる可能性が高い傾向があります。例えば、営業職は資格や経験に関係なく応募できるケースが多い一方で、設計などの技術職は応募できる人が限定的です。募集要領に挙げられている高度な資格を所有していれば、ぐっとチャンスが近づくことでしょう。
専門性を活かして技術職を狙うには、学歴や資格、経験など、多くのハードルを越えなければいけませんが、条件を満たすことができる人にとっては有効な手段です。
デベロッパーの求人例
「建築転職」で取り扱っている建築系の求人の中から、デベロッパーの求人募集の一例をご紹介します。
(※2026年10月時点の求人情報です。募集内容は変わる可能性があります)
戸建リフォームのアフターサービスの求人例
- 仕事内容:リフォーム完成後の戸建住宅の点検、メンテナンス等アフターサービス業務
- 応募要件:高卒以上、運転免許
【次のいずれか】建築現場での就業経験(施工管理、大工、多能工)、ハウスメーカーや工務店のアフターサービス業務経験、クロスの補修・建具の調整等簡易な補修作業経験(原状回復工事等)、リフォーム営業経験
【その他】PCやスマートフォンの操作に抵抗がない方(簡単な入力・報告業務あり) - 休日:完全週休2日制(水日祝)、有給休暇(年間20日、初回は入社日に応じて日割り按分/1月1日基準)、年末年始休暇、忌引休暇
- 給与:年収 4,000,000円 〜 6,000,000円
- 福利厚生:健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険、保養所(軽井沢、八ヶ岳など)、従業員持株会ほか
出典:建築転職|住友不動産株式会社| 戸建リフォームのアフターサービス
分譲マンションのアフターサービスの求人例
- 仕事内容:販売した分譲マンションで発生した不具合に対し、現場調査を行い、施工会社や社内で対処方法を検討した上で是正していく業務
- 応募要件:RC・S造の物件に関し、施工管理経験(新築・改修)、設計監理を含む設計経験、大規模修繕工事の施工経験、アフター補修経験など
- 休日:水・日・祝を基本とするシフト制
- 給与:年収4,500,000円 〜
- 福利厚生:各種社会保険、保養所、従業員持株会、提携住宅ローン、建築士等の受験講座提携割引など
出典:建築転職|住友不動産株式会社|分譲マンションのアフターサービス
設計職(注文住宅)の求人例
- 仕事内容:同社が手掛けるフルオーダー注文住宅の設計業務全般
- 応募要件:二級建築士以上
- 休日:完全週休2日制(火・水)、年間休日日数115日
- 給与:年収 4,000,000円 〜 6,000,000円
- 福利厚生:各種社会保険、通勤手当、住宅手当、家族手当など
転職エージェント「建築転職」では、上記以外にもデベロッパーの求人を取り扱っています。登録いたただいた方には非公開求人情報も紹介しておりますので、ぜひ下記から無料登録ください。
デベロッパーへの転職は転職エージェントに聞いてみよう
高年収が期待できる大手デベロッパーに転職するのは、簡単なことではありません。転職を目指す場合は、業界の実情に精通したプロフェッショナルである不動産業界専門の転職エージェントに相談してみましょう。
やりがいを感じながら仕事をできるのは、大手デベロッパーだけではありません。それぞれのデベロッパーが独自の強みを持っており、分譲マンションや駅前再開発といった特定分野で存在感を発揮している企業もあります。自分の携わりたいプロジェクトに合わせてデベロッパーを選択することが大切です。
デベロッパーの事業内容や転職方法に興味がある方は、ぜひ「建築転職」にご相談ください。
まとめ
- デベロッパーの平均年収は、ヒューリックが2,295万円でトップとなり、1,000万円を超える企業も9社あり業界全体として高い給与水準
- 高年収デベロッパーへの転職には、自分だけの武器となる経験やスキルの分析、宅建士や不動産鑑定士などの関連資格取得、専門性を活かしたアプローチが重要
- 各社が独自の強みを持っているため、自分にぴったりの企業を選ぶことで能力や経験を生かしながら活躍できる
デベロッパー業界は今後も成長が見込まれますが、転職競争は激化すると考えられます。早めの準備と戦略的なアプローチで理想のキャリアを実現しましょう。
この記事を監修した人

株式会社トップリフォームPLUS
取締役
小森 武
保有資格:1級施工管理技士・一級建築士
最後までお読みいただきありがとうございます。
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