住友林業ホームテックへの中途採用で募集している職種は？どういう人が転職に向いている？

住友林業ホームテック株式会社は、1988年10月1日に設立されたリフォーム・メンテナンス事業を行う企業です。東京都千代田区に本社を構えており、2021年4月時点の従業員数は2,148名となっています。

住友林業株式会社を母体とする「住友林業グループ」の一つである住友林業ホームテックの担当分野は、木造戸建注文住宅「住友林業の家」のリフォーム・アフターメンテナンス、一般戸建住宅・マンション・店舗・事務所等のリフォームです。

当記事では、そんな「木のプロフェッショナル」である住友林業ホームテックの企業情報や、転職・中途採用の情報、募集職種や仕事内容、年収、福利厚生、転職したい場合の良い方法についてご紹介します。

住友林業ホームテックへの転職希望者が知っておくべき企業情報

住友林業ホームテックは、「木」を知り「木」にこだわる、というキャッチコピーの通り、戸館住宅だけではなく、古民家、旧家、寺社といった古き良き木造住宅のリフォームも手がけているのが大きな特徴です。

「住友林業の木造技術」「徹底した品質へのこだわり」「建築士の資格を持つ営業体制」が強みのリフォーム事業は、毎年8千〜1万件の施工実績を生み続け、設立から30年となる現在も顧客から高い評価を得ています。

また、阪神大震災での教訓をもとに、住宅の耐震構造についても技術力を磨き上げているのも住友林業ホームテックが支持されている理由の一つです。

具体的には、無筋コンクリート造基礎を鉄筋コンクリート造と同等に補強できる「スミリンARC工法」や、床と天井を解体せずに耐力壁を新たに設ける「ショート高タフパネル耐力壁」 など、「スミリンREP」と総称される独自の構造補強工法を編み出しています。

住友林業ホームテックの中途採用（キャリア採用）の募集職種- 求人例

住友林業ホームテックについて基本的な情報を得たところで、次は中途採用（キャリア採用）情報を見ていきましょう。

コーポレートサイトを確認すると、正社員の総合職、契約社員の一般職の両軸で募集が掲載されていました。

以下に、正社員求人の具体的な職種と業務内容を抜粋します。（※2022年11月現在）

アフターメンテナンス職

アフターメンテナンス職では、「住友林業の家」のアフターサービスとして、定期巡回により顧客訪問を実施し、補修･工事手配や顧客のフォローを担当します。

＜必須条件＞
・高卒以上
・普通自動車運転免許（AT限定可）

＜歓迎＞
・住宅の施工管理またはアフターメンテナンスの経験者
・一級･二級建築士
・1級･2級建築施工管理技士

尚、建築士の資格についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

リフォームエンジニア

リフォームエンジニアは、顧客からリフォームの要望をヒアリングし、プランニングから設計、積算、契約、工事担当者への引継ぎまでをトータルに担当します。

＜必須条件＞
・高卒以上
・普通自動車運転免許（AT限定可）

＜歓迎＞
・一級または二級建築士
・住宅建築業界での設計､プランニング､積算､施工管理等の実務経験
・リフォーム業界経験者や工務店などで一通りの工程を経験
・設計事務所等で設計経験
・ハウスメーカーでの営業経験者で､CADの使用経験があること

業務企画職【非住宅（商業建築）工事監理】

業務企画職は、旅館やホテルなどの宿泊施設、店舗などの商業施設、医療施設などの工事監理が業務範囲です。工事現場の監理・巡回・検査から、各種技術支援、社内、社外打合せ及び折衝など、幅広い業務を担います。

＜必須条件＞
・高卒以上
・普通自動車運転免許（AT限定可）
・一級、二級建築士、または1級建築施工管理技士資格
・宿泊施設や店舗等、非住宅分野の工事監理業務の経験

住友林業ホームテックの平均年収は？

住友林業ホームテックの平均年収を求人情報サイト「OpenWork」で調べたところ、回答者52人から算出した平均年収は535万円となっていました。（2022年11月時点）

これだけであれば、特に高年収とは言い難い数字となりますが、年収幅で見ると280万円〜1200万円と大幅な開きがあり、職種や役職、各種手当で差が出ていると考えられます。

同サイトの口コミによると、中途採用者でも技術者であれば500万円〜程度の収入が見込まれるようで、賞与も80万円程度と、大企業の子会社として高め安定の賞与額がもらえると記されていました。

昇進は比較的しやすいようで、もちろん給与にも反映されるそうです。地道に業務をこなして勤続年数を重ねれば、収入面での満足度も高まるのではないでしょうか。

住友林業ホームテックの福利厚生や社員教育制度は？

次に、住友林業ホームテックの福利厚生を調べてみましょう。コーポレートサイトを開いてみると、社員のより良いワークライフバランスのための積極的な取り組みが行われているのが目立ちます。具体的には以下のようなライフステージの変化に対応した制度や、独身者にも嬉しいノー残業デーが実施されています。

• 結婚休暇（本人・子）
• 産前・産後休暇、配偶者出産休暇
• 子の看護休暇および行事休暇
• 短時間勤務、始業・終業時間の繰上げ・繰下げ
• 水日休み制（育児期間中は火水休みから変更可）
• 家族の介護休暇および傷病休暇
• ファミリーフレンドリー休暇

そのほか、女性が望むキャリアを実現して活躍するため、女性管理職の積極登用への取り組みもあります。

また、資格取得支援制度の種類も多く、住友林業ホームテックでは建築士（一級・二級）、建築施工管理技士（1級・2級）、インテリアコーディネーターや日商簿記（1級・2級）など、さまざまな資格取得のための支援を受けられます。

講習会や受験、登録にかかる費用の負担や、資格試験のための勉強をサポートするなどの手厚いバックアップを利用して、業務に必要な知識を積極的に身につけられるでしょう。

中途採用者の教育制度もしっかりとしており、まずは経験・スキルに応じたOJT研修、職種別の集合研修が行われ、さらに挙手参加型の研修も一年を通してあるそうです。

社風や会社の規模にもよりますが、中途採用では教育制度が少なく、見よう見真似で仕事を覚えないとならないケースも多い中、基礎的なスキルを着実に養える住友林業ホームテックは転職者に手厚い企業と言えるのではないでしょうか。
なお、施工管理技士の資格についてこちらの記事で詳しく解説しています。

住友林業ホームテックへの転職をおすすめしたいのはこんな人！

住友林業ホームテックへの転職をおすすめしたいのは、まず、ハウスメーカーの就業経験があり、その上でステップアップを望んでいるかたです。

なぜなら、住友林業ホームテックでは、多くのリフォーム会社で担当する部分的な修繕だけではなく、「住まい全体を手がける」大掛かりなリノベーションに挑戦できるからです。

そのほかにも、IT企業やものづくりに関わる異業種から転職するかた、不動産会社から建築を志して転職するかたなど、キャリアはさまざまです。

転職先として住友林業ホームテックを希望するにあたり、どの部門・職種でも大切なマインドは、顧客の「リフォームして住まいをより良くしたい」という気持ちに寄り添い続ける姿勢でしょう。

採用面接ではスキル面をアピールするとともに、顧客に対する熱意を表現することも良い手段と考えられます。

住友林業ホームテックへの転職は建築系エージェントの利用がおすすめ！

住友林業ホームテックへの転職を希望するなら、自分一人の力ではなく「転職エージェント」を利用して、転職のプロに力を借りるのがベストな選択です。

なぜなら、転職エージェントに相談することで、同じ人材であっても転職の成功率が変わってくるからです。

もちろん、コーポレートサイトや求人サイトから求職者個人で直接応募することもできますが、転職エージェント経由のほうが企業が求めている人材の情報量も多いですし、実際に働く現場の肌感もエージェントの営業担当者を通じて事前に知ることができます。

設計・工事監督などの職歴を持つ建築系技術者で、住友林業ホームテックのような建築業界に転職したい場合は、同業界に特化した転職エージェントを利用すると良いでしょう。

「建築転職」は建築・建設業界専門の転職エージェントで、全国で施工請負を実施している会社が運営しています。建築業界で培ってきた知識とネットワークを生かし、業界専門の転職エージェントとしてみなさんの転職活動をサポートします。

「建築転職」の強みは、専門知識が豊富で、建築現場を熟知した担当者がサポートできることです。企業情報の把握や業務内容を理解したエージェントが転職の相談に乗りますので、専門的な質問に対しても齟齬のない正しい情報でやりとりができます。

建築業界での転職を考えているかたは、「建築転職」をぜひ利用してみてください。

おわりに

当記事では、住友林業ホームテックの企業情報や転職・中途採用の情報、募集職種や仕事内容、年収、福利厚生、転職したい場合の良い方法についてご紹介しました。ご参考になれば幸いです。

後悔のない転職活動を行うためには、業界に特化した転職エージェントに登録し、二人三脚で採用を目指すのが良いことが分かりましたね！ぜひ、「建築転職」を利用して住友林業ホームテックへの転職を叶えてくださいね。