【2024年最新】不動産業界の年収ランキングを総まとめ！高収入を目指せる職種は？

当コラムの人気コンテンツである「年収ランキング」。これまで、さまざまな職種の年収ランキングを紹介してきました。なかでも不動産業界は、多くの職種を扱っています。

そこで、今回はこれまでの不動産業界の年収ランキングを総まとめします。不動産業界には興味があるものの、どのような職種に挑戦すべきか悩んでいる方は、ぜひご覧になってみてください。

デベロッパーの年収ランキングTOP3

不動産業界のなかでも特に高い人気を誇るのが「デベロッパー」です。開発者として大規模プロジェクトに携わることができるので、やりがいを感じながら仕事に取り組めます。開発によって街づくりが進み、喜ぶ人の顔を見られると、より一層モチベーションが得られることでしょう。

デベロッパーの年収ランキングTOP3は、以下のとおりです。

参考：2024年3月末時点の有価証券報告書
（ヒューリックのみ2023年12月末時点）

1,908万円という圧巻の平均年収が報告されていたのは、「ヒューリック」です。首都圏の主要駅では必ずと言っていいほど目にする会社ですが、好立地の高額物件を扱っているだけあり、高年収を実現しています。

デベロッパーのランキングでは、上位8社が1,000万円を超える平均年収を報告していました。高年収を目指している方には有力な選択肢であるといえるでしょう。しかし、高年収を期待できるような大手デベロッパーに転職するのは、簡単なことではありません。

デベロッパーの年収ランキングの記事では、4位以下の年収ランキングのほか、高年収のデベロッパーに転職するためのポイントを紹介しているので、参考になさってください。

不動産仲介会社の年収ランキングTOP3

物件の売手と買手を繋げる役目を担う不動産仲介会社では、腕のある営業マンが活躍しています。高年収営業マンは、ケースバイケースで顧客の利益を最大化するストーリーを組み立て、お金以上の価値を提供することで、売手・買手に動機を与えています。顧客からの信頼を勝ち取り、夢を託せるような存在になることができれば、優れた成績を残すことができるでしょう。

不動産仲介会社の年収ランキングTOP3は、以下のとおりです。

*1 公式ホームページのキャリア採用ページ
*2 他社転職サイトのデータ

年収ランキングTOP3を見ると、1,000万円を越える高年収を期待できそうに感じるかもしれませんが、不動産仲介は年収の個人差が大きく、誰でも上記のような年収を受け取れるわけではありません。高年収を実現するには、インセンティブによる追加報酬を獲得していく必要があります。

反対に、営業が得意な方であれば、高年収を実現できる職種です。不動産仲介の年収ランキングの記事では、「高年収営業マンへの道」を紹介しています。実践できそうな方は、営業マンとして活躍できるかもしれません。

不動産管理会社の年収ランキングTOP3

不動産管理会社は、ビルの清掃やメンテナンスなどを行っており、高度な専門性を必要としないため、幅広い方が働ける環境です。基本的には高年収を期待できる会社は少ないですが、一部の会社は独自の強みを活かして高度なサービスを提供し、高年収を実現しています。

高年収を実現している不動産管理会社は、以下の3社です。

参考：2023年7月～2024年3月末時点の有価証券報告書
※3：管理運営事業を行う子会社「東急不動産株式会社」の求人

大きなグループ事業を持つ「東急不動産ホールディングス」、設備・清掃・警備を強みとする高品質のビル管理サービスのほか、仲介事業を手掛ける「ダイビル」、制御・計測機器メーカーとして遠隔監視・制御は自動管理システムでビル管理をサポートする「アズビル」が、TOP3にランクイン。いずれの企業においても、高年収を得るには、それぞれの独自性に適した専門性を有している必要があります。

不動産管理会社の年収ランキングの記事では、不動産管理で役に立つ資格を紹介しています。取得すると不動産管理以外でも役に立つ資格が揃っており、仕事の幅を広げることができます。

リフォーム業界の年収ランキングTOP3

高齢化やリモートワークの登場など、暮らしの変化に伴うリフォームの需要増で活況なのが「リフォーム業界」です。リフォームの特徴は、顧客との会話が非常に重要なこと。丁寧にヒアリングを行うことで、顧客の理想の建物に近づけることができます。顧客に寄り添いながら仕事をしたい方にぴったりです。

リフォーム業界の年収ランキングTOP3は以下のとおりです。

参考：2023年5月～2024年3月末時点の有価証券報告書
※4：親会社である大和ハウス工業の有価証券報告書を参照

上位には、工業化建築のパイオニアである大和ハウスを親会社に持つ「大和ハウスリフォーム」、木へのこだわりと高い技術を活かしたリフォームを行う「住友林業」、住宅として高評価を得ているセキスイハイムを持つ「積水化学工業」など、実績が豊富な企業が揃っています。

リフォーム業界の年収ランキングの記事では、リフォーム業界で需要のある職種を紹介しています。さまざまな専門性を活かせる職種なので、資格や業務経験がある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

ハウスメーカーの年収ランキングTOP3

ハウスメーカーは、基本的には不動産業より建設業に分類されますが、住宅をメインに不動産事業を扱っているケースが多いので、不動産業界特集の一部として年収ランキングを紹介します。

ハウスメーカーの年収ランキングTOP3は、以下のとおりです。

参考：2023年5月～2024年3月末時点の有価証券報告書

上記3社の平均年収が900万円を越えているほか、TOP7までが700万円を超えているという結果になりました。住宅営業のほか、設計・施工管理・アフターメンテナンス職など、さまざまな専門職が募集されています。

ハウスメーカーの年収ランキングの記事では、役立つ資格や、一級建築士が活躍できるハウスメーカーを紹介しています。建設業にも興味のある方は、ぜひご覧になってみてください。
※以下の記事は、2023年3月末までの調査結果を参考にしており、本記事のランキングとは一部異なる部分があります。

不動産業界の実情については転職エージェントに聞いてみよう

不動産業界には、さまざまな職種があります。働き方や年収は会社・職種によって大きく異なるので、理想の職場を見つけるには、効率よく情報収集を行う必要があるでしょう。

さまざまな職種について情報を集めるには、業界の実情に精通したプロフェッショナルである不動産業界専門の転職エージェントに相談するのがおすすめです。

不動産業界の仕事に興味がある方は、ぜひ「建築転職」にご相談ください。登録いたただいた方には非公開求人情報も紹介しておりますので、ぜひ下記から無料登録ください。

おわりに

不動産業界は、優れたコミュニケーション能力で物件の売買をサポートする営業マン、高度な専門性を有する技術者、きめ細かなサービスでビル環境を守るビル管理者・清掃員など、多くの人材が活躍できる世界です。自分の強みを活かし、さまざまな形で不動産に携わることができます。働き方も多様なので、自分にぴったりの職場を見つけるためには、業界の実情に精通している不動産業界専門の転職エージェントに相談してみましょう。

不動産業界で働いてみたい方は、ぜひ「建築転職」にご相談ください。