ヤマト住建の中途採用やキャリアパスはどんな内容?転職に役立つ企業情報まとめ

ヤマト住建株式会社は、1987年11月に設立された日本国内のハウスメーカーです。兵庫県神戸市中央区に本社を構えており、2022年6月時点の従業員数は611名となっています。

住まいを通じて、顧客、地域社会、取引先、そして社員に「喜んでもらえる企業になろう」という意味を込めたヤマト住建の経営理念は、「万人に喜びを」。

当記事では、そんなヤマト住建の企業情報や、転職・中途採用の情報、キャリアパス、福利厚生、エージェントを利用した転職方法についてご紹介します。

ヤマト住建の事業内容 – 家づくりへの想い

ヤマト住建の事業内容は、注文住宅事業、分譲住宅事業、不動産流通事業、リフォーム事業、中古住宅買取再生事業です。

1987年、神戸市灘区にて創業したヤマト住建は、1990年に組織変更・法人を設立し、「ヤマト住建株式会社」となりました。以後、土地探しから建築請負までをトータルで手がけるハウスメーカーとして幅広い事業を行っています。

「世界基準の住宅」にこだわりを持っているのも特徴で、ヤマト住建は、日本の「狭くて高価格」な住宅建築の常識に一石を投じています。

目標とする欧米の住宅のように「広くて安価」で、「世代ごとに新しく買い替えなくとも、家族代々メンテナンスをして長く暮らしていける」家を作り、その価値観を社会に広めるのがヤマト住建の家づくりへの想いです。

ヤマト住建の中途採用(キャリア採用)の募集情報 – 求人例

この項では、ヤマト住建の中途採用(キャリア採用)情報をご紹介します。

コーポレートサイトを確認したところ、2023年1月現在では、営業職、設計、施工管理、大工、アフターメンテナンスなど多様な業種で募集が掲載されていました。

勤務先もソートできるため、本社のある兵庫県を中心に、関西、関東、中部、中国地方と、求職者が勤務可能な地域を絞り込めます。

以下に、求人の具体的な職種や業務内容を抜粋します。

営業職

営業職は、新築戸建(注文住宅)を検討している顧客に向けた提案やサポートを行います。ヤマト住建の家づくりにおけるポリシーを理解し、顧客への説明や、モデルハウス案内、購入に伴う事務手続きなどを担当します。

<必須条件>
・普通自動車運転免許(AT限定可)
<歓迎>
・住宅業界未経験者

設計

設計士は、顧客の夢や理想を形にする仕事です。契約前の打ち合わせの同席から各種申請まで、トータルで設計業務に携わります。

<必須条件>
・普通自動車運転免許(AT限定可)

施工管理

施工管理は、新築住宅の施工管理として工程やコストの管理といった工事全体の指揮を行います。職人さんたちをまとめ、工事を計画通り安全に進める現場の旗振り役です。
具体的には、工事内容の指示出しや、予算や安全の管理、スケジュールの進捗管理、人材の手配などを担当します。

尚、施工管理職の仕事内容についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。


<必須条件>
・普通自動車運転免許(AT限定可)

ヤマト住建で用意されているキャリアパス

ヤマト住建には、社員が着実にステップアップできるキャリアパスが用意されています。入社から数年は担当する業務を一通りこなし、その後は部下を従え、マネジメントする管理職に昇進するのが一般的でしょう。

管理職では、戦略立案、計画立案、部門の統率、部下の育成といった幅広い役割を担い、実力次第で係長、課長、部長…とより上流の役職につくことができます。

とはいえ、転職してすぐのイメージができないと、昇進するビジョンを描くのも難しいですよね。そこで、異業種から住宅業界未経験でヤマト住建の営業職に就いた場合、一年目はどのように働くかをご説明しましょう。

前提として、ヤマト住建では、顧客一組に対して店舗全体がチームとなって提案する方式を採用しています。さらに一年目では、先輩社員に業務をサポートしてもらえるようです。ヤマト住建では、これを「ブラザー制度」と称しています。

ブラザーとなった先輩社員が顧客との商談をリードしてくれるなど、お手本が身近にいることで、住宅業界未経験者であっても業務の流れを安心して覚えられるでしょう。

その後、一人で顧客との契約から引き渡しまでができるようになれば一人前です。店舗のチームメンバーたち全員で協力しつつ得意なスキルを発揮しながら顧客の期待に応え、更なるキャリアアップを目指しましょう。

ヤマト住建が求める人物像

ヤマト住建に転職するにあたって、ヤマト住建が求める人物像を知っておくのは押さえたいポイントです。コーポレートサイトによると、

  • 自ら考えて行動できる人
  • 困っている仲間を助けられる人
  • 失敗を恐れずにチャレンジできる人

の三つを大切にしていると記されています。
既存の枠にとらわれない自由な社風が特徴のヤマト住建は、様々なことにチャレンジできる環境が整っています。だからこそ、自分自身で目標設定を行い、自身の能力を行動に結びつけ、大きな課題にぶつかっても逃げずに勉強し、粘り強く解決できる人物が必要とされているようです。

もし、これまでの社会経験や学生時代の活動で、情熱を持って何かに打ち込んだ経験を持っているならば、面接時の大きなアピールポイントになるのではないでしょうか。

また、一軒の住宅を作るには、顧客を起点として、多くの職能を持った沢山の人が関わっています。二番目の「困っている仲間を助けられる人」は、チームワークの重要性を指しており、仲間や自分の課題に積極的に手を差し伸べて、お互いの意見や長所を尊重しながら解決に向かうことのできる人物像が浮かび上がります。

以上をまとめると、「ヤマト住建では、友好的で、自主性のある人物が求められている」ことが分かります。

ヤマト住建の福利厚生や教育研修制度

次に、ヤマト住建の福利厚生や教育研修制度について調べてみましょう。

ヤマト住建の休暇制度は、勤続年数に応じた有給休暇をはじめ、GW・夏季・年末年始休暇、結婚・忌引の際に取得する慶弔休暇、永年勤続表彰者を対象としたリフレッシュ休暇…と、一般的な休暇制度が一通り揃っています。

手当についても、各種社会保険完備はもちろんのこと、宅建士、1級又は2級建築士、1級又は2級施工管理などの有資格者への資格手当や施工管理・アフターメンテナンス職への社用車貸与など、業務を遂行するための各種手当があります。

ライフイベントに直結する育児休暇は、産前・産後の休暇、育児休暇、時短勤務、小学校入学前の子どもまでの看護休暇の取得ができるようです。

ヤマト住建では、一ヶ月に一度の合同研修や営業研修が行われているので、教育研修制度については充実していると言えるでしょう。研修でスキルや知識を得られるので、スキルアップを目指したい方におすすめです。

また、その他、CS(顧客満足度)研修、企業理念に関する研修、新しい法制度に関する研修など、状況に応じた多種多様な研修が日々行われています。

ヤマト住建への転職希望者におすすめの転職エージェント

前項まで、ヤマト住建への転職に必要な情報をお伝えしてきましたが、ここで、転職希望者におすすめの「転職エージェント」をご紹介したいと思います。

なぜなら、ヤマト住建のようなハウスメーカーへ転職を考えている場合、転職希望者が自力で求人フォームやサイトに応募するより、「転職エージェント」を利用していたただきたいからです。

転職のプロに相談することで、希望する企業へ最大限に自身の価値をアピールできれば、同じ人材であっても転職の成功確率を何倍にも上げられるでしょう。

では、「どんな転職エージェントを利用するのが良いか?」というと、例えば全国で施工請負を実施している会社が運営している「建築転職」はいかがでしょうか。

ヤマト住建を始めとした、建築関連会社に強みがある「建築転職」では、建築業界や各種職能に明るい担当者が多数在籍しています。

そのため、現場が必要とする人材についての詳しいヒアリングも円滑で、転職希望者の専門的な悩みにも親身に寄り添うことができます。

ヤマト住建への転職を考えているなら、「建築転職」をぜひ利用してみてください。

おわりに

当記事では、ヤマト住建の企業情報や、転職・中途採用の情報、キャリアパス、福利厚生、エージェントを利用した転職方法についてご紹介しました。少しでも転職活動のご参考になれば幸いです。

ヤマト住建は、一部の職種では業界未経験者を歓迎していることから、転職が初めてのかたにとっても前向きに検討していただきたい企業です。

転職活動で希望する結果を出すためには、「建築転職」などの建築業界に特化した転職エージェントを利用するのが効率的な手段と言えるでしょう。ぜひ、Webサイトから登録してみてくださいね。

この記事を監修した人

プロフィール写真

株式会社トップリフォームPLUS
取締役
小森 武

保有資格:1級施工管理技士・一級建築士

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