株式会社クボタ建設に転職をお考えの方へ。業務内容や年収・待遇、中途採用の求人情報を紹介

1955年設立の株式会社クボタ建設は、大阪市に本社を置く建設会社です。水関連事業や建築土木事業を広く展開し、中途採用の求人も多数募集しています。

土木と建築の設計・施工や水処理施設の工事など、ライフラインにかかわる仕事に従事できるため、資格やスキルを活かして活躍したい方や、技術を習得したい方におすすめの企業です。

本記事では、株式会社クボタ建設の業務内容や年収・待遇、中途採用の求人情報について解説します。

株式会社クボタ建設とは？

株式会社クボタ建設は、1955年に久保田水道工業株式会社として設立され、2019年に社名が変更されました。本社は大阪市浪速区にあり、大阪・東京・名古屋・広島に支社を、そのほか全国に営業所を構えています。

同社はクボタグループの一員として、水道・下水道などの「水事業」と、民間の「建築事業」、一般の「土木事業」を中心に活動している企業です。

クボタグループを含む民間市場における土木と建築の設計・施工をはじめ、海外市場での上水道を含む水処理関連の施設とライフライン分野の工事、上水道に関わる資機材の製造・販売など多岐にわたる事業を展開しています。

特に水関連事業では、独自の水処理技術や老朽化した基幹管路の更新・耐震化工法である「DXR工法」などを通じ、持続可能なインフラ整備に技術的な貢献を行っています。

出典：会社概要｜会社情報｜株式会社クボタ建設

株式会社クボタ建設の事業内容

株式会社クボタ建設が展開する事業は以下の通りです。

• 水関連事業：上水道事業、下水道事業、農水事業
• 建築土木事業：建築事業、土木事業
• 管路維持管理事業： バルブメンテナンス、水道管路弁栓類の維持管理、耐震性貯水槽の維持管理、TS型配水管内面洗浄工法
• 水道管路施工機材事業

出典：会社概要｜会社情報｜株式会社クボタ建設

主に、専門工事におけるミニシールド工法、DXR工法、ダンビー工法、エンビコ、軽量土などの技術を軸とした設計・施工に従事しています。

水事業では、上水から下水まで幅広いインフラ構築を手がけ、国内外で高い評価を受けています。老朽化した管路の更新や上下水道の改良・更新工事などを主軸に事業展開しており、独自開発の工法技術「DXR工法」「ミニシールド工法」を駆使し、時代に応じたテクノロジーを用いて社会のニーズや環境変化に対応しています。

建築事業では生産施設・居住施設・公共施設など、土木事業では道路・トンネル・公園・緑地などにおいても広範な実績があります。水事業で培った知見やノウハウ、独自の工法技術を組み合わせ、「クボタ建設ならではの建築・土木」を提供しています。

株式会社クボタ建設が中途採用で募集中の職種と業務内容（求人例）

株式会社クボタ建設で募集中の職種、業務内容を確認していきましょう。

2024年1月時点では、同社公式採用ページにて、以下の職種が募集されています。

【土木】
土木施工管理職

【建築】

• 建築施工管理職
• 建築設計職
• 建築積算職

【海外】

• 海外工事における中堅土木技術者
• 海外設計積算職

出典：キャリア採用募集要項

ここでは、具体的な求人例を2つご紹介します。

なお、建築業界の求人情報を豊富に取り揃えたエージェント「建築転職」では、設計職や施工管理などの求人募集を多数掲載中です。

求人例1. 建築施工管理職

＜職種＞
建築施工管理職

＜業務内容＞
主な仕事は、建築工事現場での施工管理業務です。現場責任者のアシスタント業務を担当しながら、技術的なスキルを身に付けられます。

段階的に現場代理人としての役割を担当し、施工計画の策定や品質・工程・安全・原価の4大管理など、施工に必要な技術的な指導と監督を行う流れとなります。

求人例2. 建築設計職

＜職種＞
建築設計職

＜業務内容＞
建築デザイン・設計・監理などの建築設計が、主な業務です。

建築デザインと建築物プランニング（企画・設計）を行い、施主へのプレゼンテーション（パース・3Dモデル・ムービー制作など）まで担当します。

計画図・実施設計図など、建物の実施設計図の作成には、CADスキルが必要です。そのほか、建設現場でのクライアントへの説明や設計変更への対応といった監理業務も担います。

株式会社クボタ建設の年収・待遇は？

＜年収＞
450万～900万円

＜待遇／福利厚生／社内制度＞

• 通勤手当：全額支給（新幹線通勤のみ一部自己負担）
• その他手当：役職給、家族手当、住宅手当、特殊資格手当、夜勤手当、別居手当、食事代補助、作業所長手当、現場作業手当 他（海外赴任の場合、別途海外駐在手当支給）
• 残業手当：一般職はあり（実績時間に基づき翌月給与にて支給）
• 休日：年間125日、完全週休2日制（土・日曜）、祝日、夏季休暇、年末年始休暇 他
• その他制度：確定給付企業年金、住宅融資金制度、慶弔見舞金制度、災害補償、海外研修制度、資格取得支援制度、えらべる倶楽部 他

目安となる年収は450万～900万円ほどで、経験や年齢などを考慮し、同社規定に基づき個別に決定されます。各種手当が整備されているほか、研修制度や資格取得支援制度なども充実している印象です。

最新情報や詳細については、公式採用ページ、または「建築転職」にてご確認ください。

株式会社クボタ建設で求められている人材

株式会社クボタ建設では、水道・下水道などの水インフラに関する高度な技術を習得し、実践できる人材が求められています。世界の水環境を支え、未来へと継承できる技術力を持つ方が特に歓迎されているようです。

また仕事への姿勢として、困難な状況や環境にも立ち向かい、解決策を見出す積極的な意識や、場所や状況にかかわらず最善を尽くす意欲が求められます。

株式会社クボタ建設への転職に必要なスキルや資格

株式会社クボタ建設への転職に必要なスキルや資格は、各職種では次のような内容です。

【土木施工管理職】
経験：土木現場の施工管理経験
資格：二級土木施工管理技士以上の資格保有者

【建築施工管理職】
経験：建築現場の施工管理経験
資格：一級建築施工管理技士の資格保有者

【建築設計職】
経験：建築意匠設計経験（RC造、SRC造、S造の設計）
資格：一級建築士

【建築積算職】
経験：賃貸マンション、工場、店舗等の建築積算・概算見積作成経験者

【海外工事における中堅土木技術者】
経験：海外土木工事における5～10年前後の実務経験者（PM経験者歓迎）
語学：TOEIC600点程度以上の英語力

【海外設計積算職】
経験：土木・建築工事の積算経験者
語学：TOEIC600点程度以上の英語力

それぞれの職種に関する実務経験と資格が求められます。海外勤務の場合は、実務経験のほかに英語力が必要です。

株式会社クボタ建設に転職するのは難しい？

株式会社クボタ建設へ転職するためには、希望職種によっても異なりますが実務経験や資格が必要です。

例えば「建築施工管理職」の職種の応募条件は、建築現場の施工管理経験と、一級建築施工管理技士の資格保有者であることです。

経験やスキルのない方にとっては、やや転職難易度が高い企業といえそうです。

「一人で転職活動をするのは気後れする…」という方は、建築業界に特化した転職エージェント「建築転職」を活用し、転職のプロのアドバイスやサポートを受けてみてはいかがでしょうか。

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おわりに

本記事では、株式会社クボタ建設の業務内容や年収・待遇、中途採用の求人情報についてご紹介してきました。

同社は大阪府を中心に、水道・下水道などの水事業と、民間の建築事業、一般の土木事業を手がける建設会社です。

土木建築や水処理に関する独自の技術・工法も多く保有しており、高度なスキルを身に付けたい方の転職先としてもおすすめです。

建築業界での転職をお考えであれば、業界特化型のエージェント「建築転職」へお気軽にご相談ください。

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